柳は緑 花は紅

大切なことは、目に見えない

明日は強くなれ 涙はいま流してしまえ

どうも、初めましてまたはこんにちは。
Mochiと申します。
4回目のブログ更新です。


ほんとはね、4回目と5回目は別のブログ下書きしてて、温めてたんですけど…。

今回の件も、ずっと黙ってようと思ったんですけど…

自分の気持ちの整理のために書いておこうって思ったので、書きます。
いつにも増して、完全なる自己満ブログです。





一昨日。
音声データとか、それに対する諸々な意見がTLに流れてきた。
わたしは残業少しだけして上がってTwitterを開いたところだった。

以前から、わたしの敬愛するNEWSファンの友人が

「自己防衛は大事」

っていつも言ってたので、詳細は調べなかった。
調べてもしんどくなるだけって分かってたし、TLにいるひとの殆どは「あえて」呟かないようにしてるように見えたから。

でも、呟きは流れてくる。
なんとなく内容を知ってしまう。

知らないふりしたくて、NEWSの曲聞いて、全然関係ないこと呟いてみたりして…
でも、やっぱりだめだった。

さらにリツイートが流れてくる。
音声も流れてくる。
……わたしは、TLに流れてきた音声を再生してしまった。

…確実に、彼らだった。
紛れもなく。間違いなく。


自分が何を思ってるか分からなかった。
けど、ただただ、しんどかった。




昨日、会社でヲタバレしてないわたしは、元気に出勤するしかなかった。


だから、その後、会社でも、なんとか笑って過ごした。
なんとか、なにも思ってない風に過ごせてたかなって思う。



それは、急に訪れた。
15時過ぎだったろうか。
(あとから知ったけど、とにかく、FAXが送られてすぐのことだった。)
隣の席の男性社員が急に声をあげた。


「うわ、ジャニーズやばいな」


そしてそのまま、ネットニュースを読み上げたのだ。
活動自粛、そして、厳重注意。






目の前が真っ白になった。






男性社員の先輩と他の後輩ちゃんたちは会話を続ける。

「残念だなー。応援してたのに」

「えっ??ジャニーズすきなんですかぁ?笑」

「違うよー、好きなんじゃなくて、応援してんの。頑張ってるじゃん、彼ら。キラキラしててさぁ」

「そうなんですかねぇ?笑」

「いやー、残念だわー。だめだなー。ただでさえ人数減ってるのに、もう二人になっちゃうじゃん。笑」


後輩ちゃんは、それもはやテゴマスですってー…って笑ってた。
わたしは「ははは」「そうなんですか~?」って愛想笑いを浮かべることしかできなかった。


会話に一区切りついたところで、トイレで吐いた。
吐いても全然スッキリしなくて涙が出そうだった。

一生懸命吐き気を堪えて涙を出さずに、少しだけ残業して退社した。

会社でも電車でも耐えたけど、人通りの無い帰り道は耐えきれずに泣きながら帰った。



そして、今日。
準備はなんとか整ったものの、会社に行きたくなくてお布団の上で20分くらい、うずくまっていた。

やだな、いきたくないなって。

でも、こんなわたしでも、やることはあって。
ありがたいことにお仕事はたくさんあって。
落ち込むことはできるけど、休むことだってできるかもしれないけど、それで何が生まれるの?って話で。
じゃあ1日休めば生産性あがるのか?みんな頑張ってるのに、わたしより辛いひとなんて大勢いるのに。シゲさんだってビビットにでるのに。
それに、わたしは働くことでお金をいただいているわけで。
辛いことや落ち込むことがあっても、やらなきゃいけないことは変わらずそこに、あり続ける。

だから、いつもより遅い時間になったけど、でも始業10分前には出勤した。

明るい色の服を着て、髪をきっちりまとめて、出勤した。


いつもは出勤してまず、始業まで新聞を読む。
でも、今日は怖くて読めなかった。

今日、会社には申し訳ないけど、本当に生産性のない仕事の仕方をしてたと思う。全然集中できなかった。


そのうち、定時になって、先輩が横で新聞を読んでいたから、記事が目に入ってきた。

「あ、」

わたしが思わずそう言うと、先輩は顔を上げてこっちを見た。

「あ、えと………いやぁ……昨日おっしゃっていたこと、記事になってるなぁ~って思って」

「ん?なんのこと?」

「ほら、ここです。ここ。笑」

「あ、ほんとだね」

そこまで言ったところで、先輩が急に疑問を投げ掛けてきた。

「気になる?この件」

「あ、いや、う~ん……。実は、『友人』にNEWSが好きな子が居て、なんて声をかけたらいいのか分からなくて。…まぁ、やっぱりそっとしておくべきですよねぇ~!笑」

もちろん、よくある下手な誤魔化しだ。
『友人』とはわたしのことだ。
もう泣きたかった。

「まぁ、そっとしておけばいいよ。」


さらっとした返事に、ですよねぇ、とぼんやり苦笑いで返して帰宅するためにパソコンをシャットダウンした。


「大丈夫だから」


先輩がポツリと呟いた。
え?、と思わず聞き返した。


「大丈夫だから。謹慎あけたらNEWSはまた四人で活動するし、何も心配要らない。」


そしてヒヒッと笑って、こう続けた。


「NEWSの歌は聴きやすいよ。上手いと思う。俺、割と好きなんだよね。だから、友達はそっとしておいても大丈夫だよ、すぐ元に戻るから」


目頭がカッと熱くなった。
NEWSファンだって暴露しようかと思った。
でも、先輩は『気にしぃ』だから、ここでファンだとばらしたら、絶対に昨日の発言を悔やんでしまう。だから、

「……そうですよね、ありがとうございます。そっとしておくことにしますね!!」

って言って、バレない内に帰った。






家に帰って、もうずっとビビットの録画を見ている。
テレビにうつるシゲさんの姿は正直つらい。
でも、真っ向から受けてる自担の姿を、ちゃんとわたしも真っ向から受けなきゃいけないと思った。
シゲさんには、楽しいこともたくさんもらったから。幸せをたくさんもらったから。
彼が受け止めて、話すなら、彼の口から話すなら、楽しいことじゃなくても、加藤シゲアキを受け止めたいって思った。




眠れなかったのかな。ご飯は食べたかな。話せるひとはいるのかな。



どうしても自担のことばかりになってしまうけれど、小山さん、増田さん、手越くんのことを一人一人考えると、本当につらい。
(でも、そこについては書くのはやめておく。)
そして、それぞれのファンのことを思うと、胸が張り裂けそうだ。

何にたいしてかって言われると困るけど、

「ごめんね」「ごめんね」

ってただひたすらに思う。





わたしは、彼らのことを被害者とも加害者とも思っていない。
…と、同時に、被害者とも加害者とも思っている。


ただ、そこには事実があるだけ。
ほんとうの事実やほんとうの気持ちは、本人たちにしかわからない。
そう、わからないのだ。


擁護するつもりはないし、批判するつもりもない。


難しいきもち。




いろいろなひとのTLやブログを読んでいて、みんな「ばかばかっ!」とか「でも好き」とか「何やってんだよーー!」とか「それでも待ってる」とか言っていて、

みんな強いなって思った。
弱くて、強がりで、脆くて…でも、やっぱり強い。

わたしには叩くことも擁護することも「ばかぁ」と言うこともできなかった。

自分の気持ちがわからないのだ。
ただただ、吐いちゃう。涙が出ちゃう。
理由がわからないのだ。





でも、わたしはNEWSが好きで、加藤シゲアキが好きで、もちろん憎んでも居ないし、嫌いにもならない。

すきだ。だいすきだ。だいすきなんだ。



いつまでもうじうじしてるんじゃ良くない。
でも、急に変われるわけなんてない。

明日は強くなりたい。
今日、泣いて泣いて明日の自分は少しでも今日より強くなりたい。


会社でヲタバレしてなくて良かった。
自分を偽ってでも無理矢理でも笑って誤魔化すことで、なんとか仕事ができるから。
たぶんヲタバレして、自分を出して良いなんて雰囲気だったら、仕事なんてしてられなかった。

でも、やっぱりつらい。
昨日1日がんばった。
今日も1日がんばった。



だから、ひとりのときくらい泣いても良いよね?


明日はもっと強くなってみせるから。